「悩み」を減らし、そのエネルギーを「幸福」な生活に使う方法

こんにちは。今回から数回に渡って「悩み」を減らしてくれる自己啓発の古典でもあるD・カーネギーの「道は開ける」をご紹介していきます。

 

この本は、駅前にあるような小さな本屋さんでも大体は取り扱っている本で自己啓発の古典です。英訳は「HOW TO STOP WORRYING AND START LIVING」で本の大半は以下にして人生の悩みごとを減らし、有益なことに時間を割けるかためのアイディアを私たちに提案してくれる本です。

 

この本を初めてみたのは、大学3年生の時。進路に悩み自分がどうしたいのか、何を人生で成し遂げたいのか、真剣に悩んでいました。内容は非常にシンプルなものばかりですが、例えがわかりやすく、実生活でも使えるアイディアに満ちています。

 

今回は「道は開ける」の中でも一番悩みに打ち勝つアイディアが多いパート1のポイントをご紹介していきます。就活や仕事や人間関係と様々な悩みに応えてくれるものばかりです。

1)今日、一日の区切りで生きよ

「我々にとって大切なことは、遠くにぼんやりと存在するものに目をやることではなく、手近にはっきりと存在することを実行することだ」 トーマス・カーライル

 

「未来とは、今日のことです、明日など存在しない」

「明日の準備をする最良の手段は、全知全能を傾け、あらゆる情熱を注ぎ、今日の仕事を今日中に仕上げることである」

 

【ポイント】

□私は、未来に不安を感じたり、水平線のかなたになる魔法のバラ園に憧れたりして、ともすると現在の生活から逃避していないだろうか?

□私は、過去の出来事、すでに決着のついたことがらを後悔するあまり、現在をも傷つけていないだろうか?

□朝起きるときに「今日をつかまえよう」この24時間を最大限に活用しよう!と心に誓っているだろうか?

□今日一日の区切りで生きることによって、人生をもっと豊かにできるだろうか?

□以上のことをいつから始めるできか?来週から?明日から?それとも今日からか?

 

2)悩みを解決するための魔術的公式

「事態をあるがままに受け入れよう」つまり「起きてしまったことを受け入れることこそ、どんな不幸な結果をも克服する出発点となるからだ」 ウィリアム・ジェームズ

「私たちが最悪のことがらを受け入れてしまえば、もはや失うものはなくなる」

 

【ポイント】

□「起こりうる最悪の事態とは何か」と自問すること

□やむを得ない場合には、最悪の事態を受け入れる覚悟をすること

□それから落ち着いて最悪状態から好転させるよう努力すること

 

【本】

「道は開ける」 D・カーネギー著 創元社

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